青島、石波浜

日南海岸の最南端にある都井岬を訪れた後、海沿いの国道を10数km走行して石波浜に着いた。ここは浜辺より国の天然記念物（昭和２６年６月指定）でもある海岸樹林のほうが重要なのだろう、地図（JAF全日本）には石波の海岸樹林と表示してある。砂浜は広くてきれいなのが印象的でした。この石波浜から北へ日南海中公園、鵜戸神宮、サボテン園、堀切峠を越えて青島に至る60kmの海沿いのツ－リングは気持ちの良い走行でした。青島は昨年の青島太平洋マラソンの時訪れて橋を渡って神社まで散策したので、今回は橋の途中で写真を撮って引き返した。両地点に共通するのは亜熱帯性植物群で構成される海岸林をもつ海岸ということになる。

　　　　　　　　　　　　　石波浜全景
（都井岬の北10kmにある長さ3kmの砂浜海岸、北側から）

　　　　　　防潮林の入口にあった表示板
（海岸沿いの防潮林は天然の海岸樹林で、砂丘に自生するハマオモトと共に国の天然記念物に指定されている）表示板には標高約3mの砂礫地及び砂地に発達しているタブノキを主体とする海岸特有の暖帯性広葉樹林。ハマカズラ等250余種の亜熱帯性植物群で構成される海岸樹林は全国でも他に例を見ない極めて貴重な樹林ですと書いてある。

　　　　　　　　　　青島海水浴場
（県下最大級の水浴場で水浴場55選（旧）でもある、青島への橋の途中より）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青島
（山幸彦の伝説で知られる周囲1.5kmの小島、島内には亜熱帯植物が繁茂、海岸線は「鬼の洗濯板」とよばれる岩床に囲まれる。）